“やすだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
安田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醫者いしやれい安田やすだるので素人しろうとまかせではわがまゝばかりつのつてくあるまいとおもはれる、わし病院びやうゐんれること不承知ふしようちかと毎々まい/\かれるのであるが
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
僕等は亀沢町かめざはちやうかどで円タクをおり、元町もとまち通りを両国へ歩いて行つた。菓子屋の寿徳庵じゆとくあんは昔のやうにやはり繁昌はんじやうしてゐるらしい。しかしその向うの質屋しちやの店は安田やすだ銀行に変つてゐる。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
安田やすだのおばあさんが、とくちゃんにべさせるのだから、つかまえてくれといったのだ。」
僕のかきの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)