“やしゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
野趣80.0%
椰子油20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
て、たびといへば、うちにゐて、哲理てつりをかぼれのことにばかりつてゐないで、たまにはそとたがよい。よしきり(よしはらすゞめ、行々子ぎやう/\し)は、むぎ蒼空おほぞら雲雀ひばりより、野趣やしゆ横溢わういつしてしたしみがある。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
平次と八五郎は、この野趣やしゆ滿々たる若者——丈夫さうで正直さうな男に案内されて、大きな百姓家を一と廻り、裏の木立を拔けて、見晴しの良い西側へ出ました。
椰子油やしゆ椰子水やしすゐ椰子酒やししゆの採収を初め、其他そのた椰子やしの用途はすこぶる多いらしい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)