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やけばら
ふりがな文庫
“やけばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
自棄腹
66.7%
焼腹
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自棄腹
(逆引き)
溜飲
(
りゅういん
)
を下げてやろうと思ったけれど……どんな
発機
(
はずみ
)
で、
自棄腹
(
やけばら
)
の、あの人たちの乱暴に、貴方に怪我でもさせた日にゃ、取返しがつかないから、といま胸に手を置いて、分別をしたんですよ。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
そ
)
の
術
(
て
)
で
行
(
ゆ
)
かねば、
業
(
わざ
)
を
変
(
か
)
へて、
何処
(
どこ
)
とも
知
(
し
)
らず、
真夜中
(
まよなか
)
にアハヽアハヽ
笑
(
わら
)
ひをる、
吃驚
(
びつくり
)
すると
鮒
(
ふな
)
が
消
(
き
)
える、——
此方
(
こつち
)
も
自棄腹
(
やけばら
)
の
胴
(
どう
)
を
極
(
き
)
めて、
少々
(
せう/\
)
脇
(
わき
)
の
下
(
した
)
を
擽
(
くすぐ
)
られても、
堪
(
こら
)
へて
静
(
じつ
)
として
畚
(
びく
)
を
守
(
まも
)
れば
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
やけばら(自棄腹)の例文をもっと
(2作品)
見る
焼腹
(逆引き)
土間で
雪駄
(
せった
)
をぬぐと、畳ざわりも荒々しく上って来て、
焼腹
(
やけばら
)
に羽織の裾をまくって、炉端へ坐りこむ。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
やけばら(焼腹)の例文をもっと
(1作品)
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