“めぐま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
牝熊20.0%
目隈20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのときばかりは、いかに武運ぶうんめぐままれた御方おんかたでも、今日きょう御最後ごさいごかとあやぶまれました。
まことに我は牝熊めぐまの仔なりき、わがうえには財寶たからをこゝには己をふくろに入るゝに至れるもたゞひたすら熊の仔等のさかえを希へるによりてなり 七〇—七二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ゆびさしたのは、蜘蛛くもの間にかかって、一面うるしを塗ったように古い額の、胡粉ごふんが白くくっきりと残った、目隈めぐまの蒼ずんだ中に、一双虎いっそうとらのごときまなこの光、なかだか爛々らんらんたる、一体の般若はんにゃ
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)