“むしやゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
武者絵50.0%
武者繪50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものをくらべるのは恐縮きようしゆくだけれど、むかし西行さいぎやうでも芭蕉ばせをでも、みな彼処あすこでははらいためた——おもふに、小児こどもときから武者絵むしやゑではたれもお馴染なじみの、八まん太郎義家たらうよしいへが、龍頭たつがしらかぶと緋縅ひおどしよろいで、奥州合戦おうしうかつせんとき
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
祖母おばあさんや伯母をばさんが針仕事はりしごとをひろげるのもその部屋へやでしたし、とうさんが武者繪むしやゑ敷寫しきうつしなどをしてあそぶのもその部屋へやでしたし
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)