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みはて
ふりがな文庫
“みはて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見果
50.0%
見涯
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見果
(逆引き)
唯
(
と
)
見
(
み
)
ると、
何
(
ど
)
うしたことかさ、
今
(
いま
)
いふ
其
(
その
)
檜
(
ひのき
)
ぢやが、
其処
(
そこ
)
らに
何
(
なんに
)
もない
路
(
みち
)
を
横截
(
よこぎ
)
つて
見果
(
みはて
)
のつかぬ
田圃
(
たんぼ
)
の
中空
(
なかそら
)
へ
虹
(
にじ
)
のやうに
突出
(
つきで
)
て
居
(
ゐ
)
る、
見事
(
みごと
)
な。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と見ると、どうしたことかさ、今いうその檜じゃが、そこらに
何
(
なんに
)
もない路を
横断
(
よこぎ
)
って
見果
(
みはて
)
のつかぬ田圃の
中空
(
なかぞら
)
へ
虹
(
にじ
)
のように突出ている、見事な。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みはて(見果)の例文をもっと
(2作品)
見る
見涯
(逆引き)
見涯
(
みはて
)
もつかぬ広い線は、あれはみんな魂の
生
(
ナ
)
るやうな、葉の厚ぼつたい、あんな樹々だ。菩提樹、沙羅樹、椰子、アンモラ樹。
木枯の酒倉から:――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
洋風
擬
(
まが
)
ひの
家屋
(
うち
)
の離れ/″\に列んだ——そして
甚麽
(
どんな
)
大きい建物も
見涯
(
みはて
)
のつかぬ大空に圧しつけられてゐる様な、石狩平原の
中央
(
ただなか
)
の都の
光景
(
ありさま
)
は、やゝもすると私の目に浮んで来て
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
みはて(見涯)の例文をもっと
(2作品)
見る
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