トップ
>
まをしそろ
ふりがな文庫
“まをしそろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
申候
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申候
(逆引き)
停車場
(
ていしやぢやう
)
、ホテル、
舞踏場
(
ぶたうぢやう
)
、如何なる所にてもよし、かの燦爛たる燈火の光明世界を見ざる時は
寂寥
(
せきれう
)
に堪へず、悲哀に堪へず、
恰
(
あたか
)
も
生存
(
せいぞん
)
より隔離されたるが如き絶望を感じ
申候
(
まをしそろ
)
。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
……
彼
(
か
)
の
幽暗
(
ほのくら
)
き
路次
(
ろじ
)
の
黄昏
(
たそがれ
)
の
色
(
いろ
)
は、
今
(
いま
)
も
其処
(
そこ
)
を
通
(
とほ
)
る
毎
(
ごと
)
に、
我等
(
われら
)
が
最初
(
さいしよ
)
の
握手
(
あくしゆ
)
の、
如何
(
いか
)
に
幸福
(
かうふく
)
なりしかを
語
(
かた
)
り
申候
(
まをしそろ
)
。
貴女
(
きぢよ
)
は
忘
(
わす
)
れ
給
(
たま
)
はざるべし、
其時
(
そのとき
)
の
我等
(
われら
)
の
秘密
(
ひみつ
)
を
照
(
てら
)
せる
唯
(
たゞ
)
一つの
軒燈
(
けんとう
)
の
光
(
ひかり
)
を……
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
まをしそろ(申候)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
まうしさふらふ
まうしそろ
まうじそろ
まをしさふら
まをしさふらふ
もうしそうら
もうしそうろう
もうしそろ