“ぶちこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打込81.3%
打壊12.5%
打毀6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝鮮人は何処どこうちでも台処に大きな鉄釜があってその中へ牛の頭を一つ入れて外の野菜でも鳥の骨でも何でも打込ぶちこんで一年中下へ火をいている。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
実地に就てのやくに立つ考案かんがえは出ないで、こうなると種々な空想を描いては打壊ぶちこわし、又た描く。空想から空想、枝から枝がえ、ほとんど止度とめどがない。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
打毀ぶちこわすから代りをとって来なさいと云て、その枕を取上げて足で踏潰ふみつぶして、サアどうでもしろ、つかかかって来るなら相手になろうとわぬばかりの思惑を示した所で、決して掛らぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)