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ふんこう
ふりがな文庫
“ふんこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
焚香
55.6%
奮興
11.1%
糞坑
11.1%
紛更
11.1%
芬香
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焚香
(逆引き)
焚香
(
ふんこう
)
の匂いなどもにおってくる。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ふんこう(焚香)の例文をもっと
(5作品)
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奮興
(逆引き)
心が存外たしかであるのに、眼だけが
霞
(
かす
)
んでくる。いくら
瞬
(
まばたき
)
をしても駄目だ。湯の中に
眸
(
ひとみ
)
を
漬
(
つ
)
けてるようだ。くしゃくしゃする。
焦心
(
じれっ
)
たくなる。
癇
(
かん
)
が起る。
奮興
(
ふんこう
)
の度が
烈
(
はげ
)
しくなる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
奮興
(
ふんこう
)
の極度に達すると、やはり二様の作用が出る訳だが、とくに面白いと思うのはその一つ、——すなわち積極の頂点からとんぼ返りを打って、魂が消極の末端にひょっくり現われる
奇特
(
きどく
)
である。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふんこう(奮興)の例文をもっと
(1作品)
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糞坑
(逆引き)
親孝行のお蔭で、性欲を少しでも抑えて行かれるのは結構である。しかしそれを
為
(
な
)
し得ない人間がいるのに不思議はない。児島は性欲を吸込の
糞坑
(
ふんこう
)
にしている。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ふんこう(糞坑)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
紛更
(逆引き)
将来
若
(
もし
)
此ノ憲法ノ
或
(
あ
)
ル条章ヲ改定スルノ必要ナル
時宜
(
じき
)
ヲ見ルニ至ラハ朕及朕カ
継統
(
けいとう
)
ノ子孫ハ
発議
(
はつぎ
)
ノ権ヲ
執
(
と
)
リ之ヲ議会ニ付シ議会ハ此ノ憲法ニ定メタル要件ニ依リ之ヲ議決スルノ
外
(
ほか
)
朕カ子孫及臣民ハ
敢
(
あえ
)
テ之カ
紛更
(
ふんこう
)
ヲ試ミルコトヲ得サルヘシ
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
ふんこう(紛更)の例文をもっと
(1作品)
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芬香
(逆引き)
また春が来ますと、今までは
蕭条
(
しょうじょう
)
として
常磐木
(
ときわぎ
)
のほかの万木千草はことごとく枯れ果てたかと思われていた中に、その一つの枯木の枝頭に
忽
(
こつ
)
として
芬香
(
ふんこう
)
を吐くところの白いものを
見出
(
みいだ
)
します。
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ふんこう(芬香)の例文をもっと
(1作品)
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