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ふるねずみ
ふりがな文庫
“ふるねずみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
古鼠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古鼠
(逆引き)
遠近
(
おちこち
)
の森に
棲
(
す
)
む、
狐
(
きつね
)
か
狸
(
たぬき
)
か、と見るのが
相応
(
ふさわ
)
しいまで、ものさびて、のそ/\と
歩行
(
ある
)
く犬さへ、
梁
(
はり
)
を走る
古鼠
(
ふるねずみ
)
かと疑はるゝのに——
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして、灰色の頭の
古鼠
(
ふるねずみ
)
どもは邸のどの部屋にもいて、真昼間から
臆面
(
おくめん
)
もなく、穴を出たり入ったり
駈
(
か
)
けまわっている。要するに、ジョンは一門に長く伝わったものはなんでも
崇
(
あが
)
めたてるのだ。
ジョン・ブル
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
……
灰色
(
はひいろ
)
で
毛
(
け
)
の
禿
(
は
)
げた
古鼠
(
ふるねずみ
)
が、
八九疋
(
はつくひき
)
の
小鼠
(
こねずみ
)
をちよろ/\と
連
(
つ
)
れて
出
(
で
)
て、
日比谷
(
ひびや
)
を
一散歩
(
ひとさんぽ
)
と
言
(
い
)
つた
面
(
つら
)
で、
桶
(
をけ
)
の
輪
(
わ
)
ぐらゐに、ぐるりと
一巡
(
ひとめぐり
)
二三度
(
にさんど
)
して、すまして
又
(
また
)
縁
(
えん
)
の
下
(
した
)
へ
入
(
はひ
)
つて
行
(
ゆ
)
く。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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