“ふさが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
94.8%
1.7%
1.7%
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢徳寺むとくじから弥勒菩薩みろくぼさつの金像を背負って出で来た貫一の行手に、またもや縞馬姿の刑事が立ちふさがったのには、さすがの貫一もぞっとした。
喬介は撥形鶴嘴ビーターを受取ると、その柄先の穴を、例の鉄棒のさき充行あてがってグッと押えた。するとスッポリふさがって、撥形鶴嘴ビーターは鉄棒へぶら下った。
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
汝が耳目ふさがれり。汝が心胸死せり。
いわく虎は山獣の君なり、かたち猫のごとくにて大きさ牛のごとく黄質黒章きのしたじくろきすじ鋸牙鉤爪のこぎりばかぎのつめ鬚健にしてとがり舌大きさ掌のごとくさかさまはりを生ず、うなじ短く鼻ふさがる、これまでは誠に文簡にして写生の妙を極め居る。