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ふうりゅうぶつ
ふりがな文庫
“ふうりゅうぶつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
風流仏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風流仏
(逆引き)
『新著百種』は薄命なる才人三唖を暗黒なる生涯に送り出すと同時に天才露伴の『
風流仏
(
ふうりゅうぶつ
)
』を開眼して
赫灼
(
かくしゃく
)
たる前途を
耀
(
かがや
)
かした。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
凄
(
すさ
)
まじきまで凝り詰むれば、
爰
(
ここ
)
に
仮相
(
けそう
)
の
花衣
(
はなごろも
)
、
幻翳
(
げんえい
)
空華
(
くうげ
)
解脱
(
げだつ
)
して
深入
(
じんにゅう
)
無際
(
むさい
)
成就
(
じょうじゅ
)
一切
(
いっさい
)
、
荘厳
(
しょうごん
)
端麗あり難き実相
美妙
(
みみょう
)
の
風流仏
(
ふうりゅうぶつ
)
仰ぎて珠運はよろ/\と幾足うしろへ
後退
(
あとずさ
)
り
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
山田より前だのあとだのと
論
(
あげ
)
つらわれたり、幸田露伴の「五重の塔」や「
風流仏
(
ふうりゅうぶつ
)
」に、ぐっと前へ出られてしまってはいたが、美妙斎の
優男
(
やさおとこ
)
に似合ぬ闘志さかんなのが
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
新聞懐中して止むるをきかず
突
(
つ
)
と
立
(
たっ
)
て畳ざわりあらく、
馴
(
なれ
)
し
破屋
(
あばらや
)
に
駈戻
(
かけもど
)
りぬるが、優然として
長閑
(
のどか
)
に
立
(
たて
)
る
風流仏
(
ふうりゅうぶつ
)
見るより
怒
(
いかり
)
も収り、何はさておき色合程よく仮に
塗上
(
ぬりあげ
)
て
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
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