“ばんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:バンプ
語句割合
蛮夫50.0%
萬夫16.7%
蕃布16.7%
蛮婦16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「かりにも、曹丞相ほどなお方が、汝ごとき下賤げせん蛮夫ばんぷと、なんで戦いを交えようか。もう一度生れ直してこい」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とはいえ、蛮夫ばんぷの勇に近い敢闘精神と、野性そのものの血は、もうすでに「坂東猛者ばんどうもさ」と天下に著名なほどさかんであった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曰ふ、「一寸いつすん英心えいしん萬夫ばんぷてきす」と。
蕃人巡査花岡一郎は始め巡査の制服を着て司会者側に参列していたが、いつの間にか制服はぬぎすて、陣羽織じんばおりに似た麻の蕃布ばんぷを身にまとっていた。
霧の蕃社 (新字新仮名) / 中村地平(著)
乱軍の中を駈けまわって、敵の首をじ切るという怖ろしい女武者というだけでは、巴はただの蛮婦ばんぷにすぎない、まるで化け物である。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)