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ばんぷ
ふりがな文庫
“ばんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
バンプ
語句
割合
蛮夫
42.9%
万夫
14.3%
萬夫
14.3%
蕃布
14.3%
蛮婦
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛮夫
(逆引き)
「かりにも、曹丞相ほどなお方が、汝ごとき
下賤
(
げせん
)
の
蛮夫
(
ばんぷ
)
と、なんで戦いを交えようか。もう一度生れ直してこい」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ばんぷ(蛮夫)の例文をもっと
(3作品)
見る
万夫
(逆引き)
仮
(
かり
)
に其の詞を
容
(
い
)
れて、つらつら経久がなす所を見るに、
九六
万夫
(
ばんぷ
)
の
雄
(
ゆう
)
人に
勝
(
すぐ
)
れ、よく
士卒
(
いくさ
)
を
習練
(
たなら
)
すといへども、
九七
智を用ふるに
狐疑
(
こぎ
)
の心おほくして、
九八
腹心
(
ふくしん
)
爪牙
(
さうが
)
の家の子なし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ばんぷ(万夫)の例文をもっと
(1作品)
見る
萬夫
(逆引き)
〔評〕南洲
嘗
(
かつ
)
て東湖に從うて學ぶ。
當時
(
たうじ
)
書する所、今猶民間に
存
(
そん
)
す。曰ふ、「
一寸
(
いつすん
)
の
英心
(
えいしん
)
萬夫
(
ばんぷ
)
に
敵
(
てき
)
す」と。
蓋
(
けだ
)
し
復古
(
ふくこ
)
の
業
(
げふ
)
を以て
擔當
(
たんたう
)
することを爲す。
維新
(
いしん
)
征東の
功
(
こう
)
實に此に
讖
(
しん
)
す。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
ばんぷ(萬夫)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
蕃布
(逆引き)
蕃人巡査花岡一郎は始め巡査の制服を着て司会者側に参列していたが、いつの間にか制服はぬぎすて、
陣羽織
(
じんばおり
)
に似た麻の
蕃布
(
ばんぷ
)
を身にまとっていた。彼が蕃装することはめったにないことである。
霧の蕃社
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
ばんぷ(蕃布)の例文をもっと
(1作品)
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蛮婦
(逆引き)
乱軍の中を駈けまわって、敵の首を
捻
(
ね
)
じ切るという怖ろしい女武者というだけでは、巴はただの
蛮婦
(
ばんぷ
)
にすぎない、まるで化け物である。どうも化け物はぼくには書けなかった。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ばんぷ(蛮婦)の例文をもっと
(1作品)
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