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ばんちや
ふりがな文庫
“ばんちや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
番茶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番茶
(逆引き)
しばらくして、
御米
(
およね
)
が
菓子皿
(
くわしざら
)
と
茶盆
(
ちやぼん
)
を
兩手
(
りやうて
)
に
持
(
も
)
つて、
又
(
また
)
出
(
で
)
て
來
(
き
)
た。
藤蔓
(
ふぢづる
)
の
着
(
つ
)
いた
大
(
おほ
)
きな
急須
(
きふす
)
から、
胃
(
ゐ
)
にも
頭
(
あたま
)
にも
應
(
こた
)
へない
番茶
(
ばんちや
)
を、
湯呑程
(
ゆのみほど
)
な
大
(
おほ
)
きな
茶碗
(
ちやわん
)
に
注
(
つ
)
いで、
兩人
(
ふたり
)
の
前
(
まへ
)
へ
置
(
お
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「さうか。そんな遠慮があるから、小笠原流で
番茶
(
ばんちや
)
なんか飮んで、恐しく突き詰めた顏をして居るんだな。何時もの八五郎なら、大變ツ/\と大變のつき物がしたやうに飛込むところだ」
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一
番
(
ばん
)
町
(
ちやう
)
にて
倒候
(
たふれさふらふ
)
節
(
せつ
)
は、六
尺
(
しやく
)
棒
(
ぼう
)
にて
追払
(
おひはら
)
はれ、
握飯
(
むすび
)
二個
(
ふたつ
)
、
番茶
(
ばんちや
)
一
杯
(
ぱい
)
。
行倒の商売
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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