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ばんちゃ
ふりがな文庫
“ばんちゃ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
番茶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番茶
(逆引き)
「
番茶
(
ばんちゃ
)
がよく
出
(
で
)
たから、
熱
(
あつ
)
いお
茶
(
ちゃ
)
を
飲
(
の
)
んでいらっしゃい。
体
(
からだ
)
が、あたたかになるから。」と、お
母
(
かあ
)
さんは、
吉雄
(
よしお
)
の、ご
飯
(
はん
)
が
終
(
お
)
わるころにいわれました。
ある日の先生と子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
歪
(
ゆが
)
んだ畳の上には湯飲みが一つ転っていて、中から酒色の
番茶
(
ばんちゃ
)
がひとり
静
(
しずか
)
に流れていた。農婦はうろうろと場庭を廻ると、饅頭屋の横からまた呼んだ。
蠅
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
播磨
(
はりま
)
の一部では
挽割麦
(
ひきわりむぎ
)
と
蚕豆
(
そらまめ
)
とをまぜて、
塩加減
(
しおかげん
)
をして飯に
炊
(
た
)
いたもの、
備中
(
びっちゅう
)
の
吉備
(
きび
)
郡では麦と豆とを
炒
(
い
)
ってまぜて煮た米の
飯
(
めし
)
、
出雲
(
いずも
)
の松江附近では
番茶
(
ばんちゃ
)
を
煮立
(
にた
)
ててそのなかに飯を入れて煮たもの
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ばんちゃ(番茶)の例文をもっと
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