“はんしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
反射100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに反射はんしゃする日光は、目をぐらつかせるほどであるが、日中、はだしで砂の上を歩いても、足のうらが熱くない。白い色は、熱をすいとらないからだ。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
まいまい名工めいこうがのみでってつけたような、あつかたかんじで、くろえるほどの濃緑色のうりょくしょくは、エナメルをぬったようにつややかで、のあたるほういたいくらいひかり反射はんしゃするのだ。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つのみどりいろのかいぼたんのように見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀くじゃくがはねをひろげたりとじたりする光の反射はんしゃを見ました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)