“はせがはちやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長谷川町66.7%
長川谷町33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 長谷川町はせがはちやう梅廼屋うめのやといふ待合まちあひを出したのです」「へえーさうでございますか」それぢやア梅廼屋うめのやのおふくろに聞けば塩原しほばらの事はくはしくわかる。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
白洲しらすへ呼入ければ大岡殿見られて汝ぢは如何なる願ひ有るかわれは大岡越前守なるぞ其方の名は何と申又住居ぢうきよは何處成ぞ申立よと云れしかば城富は喜びたるていにて私し儀は城富と申者長谷川町はせがはちやう地主ぢぬし嘉兵衞かへゑが地面にをり候と申けるに大岡殿して又其方は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すると和尚をしやうさんの手許てもと長谷川町はせがはちやう待合まちあひ梅廼屋うめのや団扇うちはが二ほんりますから、はてな此寺このてら梅廼屋うめのや団扇うちはのあるのはういふわけか、こと塩原しほばらはかにも梅廼屋うめのや塔婆たふばが立つてりましたから
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
和尚をしやうさん、こゝにある団扇うちは長川谷町はせがはちやう待合まちあひ梅廼屋うめのや団扇うちはですか」「左様さやうです」「梅廼屋うめのや此方こちら檀家だんかでございますか」
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)