“はいかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハイカイ
語句割合
徘徊61.0%
俳諧36.4%
俳徊1.3%
稗海0.9%
誹諧0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこからかピストルの弾丸が風をきって飛んできそうな気がしてならぬ。わが友はその中を恐れもせず、三度ユダヤ横丁を徘徊した。
地獄街道 (新字新仮名) / 海野十三(著)
次いで寧親も八年四月に退隠して、詩歌俳諧銷遣の具とし、歌会には成島司直などを召し、詩会には允成を召すことになっていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
主君救出の目的で、春以来、この伊丹附近に俳徊していた姫路の士たちであるこというまでもない。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
稗海』に、晋の趙固の馬、病みしを郭璞の勧めにより猴と馴れしめて癒えたとあるに基づくといえど、『梅村載筆』には猿を厩に維ぐは馬によしという事、『周礼註疏』にありと記す。
このようにして和歌の優美幽玄も誹諧滑稽諧謔も一つの真実の中に合流してそこに始めて誹諧の真義が明らかにされたのではないかと思われる。
俳諧の本質的概論 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
誹諧また俳諧は滑稽諧謔の意味だと言われていても、その滑稽が何物であるかがなかなかわかりにくい。古今集の誹諧哥が何ゆえに誹諧であるか、誹諧の連歌が正常の連歌とどう違うか。
俳諧の本質的概論 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)