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俳徊
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はいかい
ふりがな文庫
“
俳徊
(
はいかい
)” の例文
性情
行径
(
こうけい
)
相
(
あい
)
近
(
ちか
)
し、
俳徊
(
はいかい
)
感慨、まことに
止
(
や
)
む
能
(
あた
)
わざるものありしならん。又別に、
春日
(
しゅんじつ
)
劉太保
(
りゅうたいほ
)
の墓に謁するの
七律
(
しちりつ
)
あり。まことに思慕の切なるを証すというべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
主君救出の目的で、春以来、この伊丹附近に
俳徊
(
はいかい
)
していた姫路の士たちであるこというまでもない。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
折からにつけ忘れませぬは、亡き師匠、かつは昔勤めました舞台の
可懐
(
なつかし
)
さに、あの日、その邸の用も首尾すまいて、芝の公園に参って、もみじ山のあたりを
俳徊
(
はいかい
)
いたし、何とも涙に暮れました。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
俳
常用漢字
小6
部首:⼈
10画
徊
漢検1級
部首:⼻
9画
“俳”で始まる語句
俳諧
俳優
俳諧師
俳句
俳諧連句
俳号
俳友
俳人
俳名
俳畫