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ぬきさし
ふりがな文庫
“ぬきさし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
抜差
80.0%
拔差
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抜差
(逆引き)
たえ子は次の火曜日の
昼頃
(
ひるごろ
)
に、再び三越の休憩室で落合ふことを約束して、そこ/\に袂を分つたのであつたが、二度も三度も……そして終ひには
抜差
(
ぬきさし
)
のならないハメに陥つて行くのが不安であつた。
復讐
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
空で指環を
抜差
(
ぬきさし
)
してゐた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
ぬきさし(抜差)の例文をもっと
(4作品)
見る
拔差
(逆引き)
殘
(
のこ
)
らず受出すと云ば仕方なけれども
勿々
(
なか/\
)
今十兩からの金子の出來る
筈
(
はず
)
はなし
大方
(
おほかた
)
大小
(
だいせう
)
計
(
ばか
)
り
請
(
うけ
)
ると云ならん其處で
拔差
(
ぬきさし
)
は出來ずと
斷
(
こと
)
わり流させ呉んと思ひければ久兵衞は文右衞門に
向
(
むか
)
ひ質物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
受出さんとの
御事
(
おんこと
)
承知仕つり候へ共一品にても
拔差
(
ぬきさし
)
は手前にて
迷惑
(
めいわく
)
に候間殘らず御受なさるゝなら
格別
(
かくべつ
)
其方
(
そなた
)
の勝手に大小ばかり
請樣
(
うけやう
)
などと仰られても其儀は出來申さずと云ければ文右衞門
聞
(
きゝ
)
て夫は
御道理
(
ごもつとも
)
の事なり今殘らず請出す
間
(
あひだ
)
元利
(
ぐわんり
)
何程
(
なにほど
)
か勘定して下されと
云
(
いふ
)
故
(
ゆゑ
)
番頭久兵衞は
飽迄
(
あくまで
)
見込
(
みこみ
)
違
(
ちが
)
ひになりしかば心の中にては
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ぬきさし(拔差)の例文をもっと
(1作品)
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