“にツこり”の漢字の書き方と例文
語句割合
莞爾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとうれしさうに莞爾にツこりして其時そのときだけは初々うゐ/\しう年紀としも七ツ八ツわかやぐばかり、処女きむすめはぢふくんでしたいた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
と投出すやうに謂つて、莞爾にツこりする。片頬に笑靨ゑくぼが出來る。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
(よくつてりませう、)と婦人をんな聞澄きゝすまして莞爾にツこりする。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)