“にゅうどうぐも”の漢字の書き方と例文
語句割合
入道雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたまうえで、ひかりが、きらきらとしたが、あちらのあおそらには、しろ入道雲にゅうどうぐもが、もくもくとていました。
白壁のうち (新字新仮名) / 小川未明(著)
ロケーションは、このへんがもうし分なしですね。あのそぎたったような崖、たおれた大榕樹だいようじゅ、うしろの入道雲にゅうどうぐもの群。そうだ、あの丘の上へ恐竜を
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
助手じょしゅ小田おださんが、かがみあたらしい木箱きばこにおさめて、北国ほっこく旅立たびだったのは、なつもなかばすぎたのことで、烏帽子岳えぼしだけのいただきから、奇怪きかい姿すがたをした入道雲にゅうどうぐもが、平野へいやおろしながら、うみほうへと
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)