トップ
>
なんべん
ふりがな文庫
“なんべん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
何遍
82.9%
何返
14.6%
何辺
2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何遍
(逆引き)
そうして事が済んだ後で、いつまでも、馬鹿にされたのだ、馬鹿にされたんじゃなかろうかと、
何遍
(
なんべん
)
も心のうちで繰り返すのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なんべん(何遍)の例文をもっと
(34作品)
見る
何返
(逆引き)
「あゝ。
左
(
さ
)
うして
呉
(
く
)
れ」と
宗助
(
そうすけ
)
は
答
(
こた
)
へた。さうして
小六
(
ころく
)
の
歸
(
かへ
)
る
間
(
あひだ
)
、
清
(
きよ
)
に
何返
(
なんべん
)
となく
金盥
(
かなだらひ
)
の
水
(
みづ
)
を
易
(
か
)
へさしては、
一生懸命
(
いつしやうけんめい
)
に
御米
(
およね
)
の
肩
(
かた
)
を
壓
(
お
)
し
付
(
つ
)
けたり、
揉
(
も
)
んだりして
見
(
み
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
なんべん(何返)の例文をもっと
(6作品)
見る
何辺
(逆引き)
もともと他人から教わった図柄を
何辺
(
なんべん
)
も何辺も繰返すのでありますから、個性などを出す機縁は、始めからないのであります。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
一々の絵附は一々の念仏ともいえましょう。何個も何個も描きつづけるのは、
何辺
(
なんべん
)
も何辺も称え続ける念仏と同じ姿であります。ここがその土瓶絵の並々ならぬ美しさを生む因縁といえましょう。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
なんべん(何辺)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
どこ
なへん
なんかえ
なんぺん