“なんさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
何歳75.0%
南齋25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに子供じゃないと、では何歳なんさいじゃ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この四郎右衞門は當年たうねん六十五歳の老人らうじんなり夫を是より三十五年のあひだ殘金ざんきん勘定かんぢやうかゝらばこれ何歳なんさいに至るぞや大岡殿おほをかどの仁心じんしんおもふべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つかへ申けるは徳川と名乘なのらせ給ふにはさだめて仔細しさいある御方なるべしそれがし事は信濃國諏訪すはの者にて遠州屋ゑんしうや彌次六と申し鵞湖散人がこさんじんまた南齋なんさいとも名乘候下諏訪しもすは旅籠屋はたごや渡世とせい仕つれり若も信州邊しんしうへんへ御下りに成ば見苦みぐるしくとも御立寄あるべし御宿仕らんと云にぞ寶澤は打點頭うちうなづきさて
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)