トップ
>
なまどうふ
ふりがな文庫
“なまどうふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
生豆腐
80.0%
生豆府
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生豆腐
(逆引き)
自分が始めて彼の
膳
(
ぜん
)
を見たときその上には、
生豆腐
(
なまどうふ
)
と
海苔
(
のり
)
と
鰹節
(
かつぶし
)
の
肉汁
(
ソップ
)
が
載
(
の
)
っていた。彼はこれより以上
箸
(
はし
)
を着ける事を許されなかったのである。自分はこれでは
前途遼遠
(
ぜんとりょうえん
)
だと思った。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
高坂はかえって
唯々
(
いい
)
として、あたかも神に
事
(
つか
)
うるが如く、左に菊を折り、右に
牡丹
(
ぼたん
)
を折り、前に
桔梗
(
ききょう
)
を摘み、
後
(
うしろ
)
に朝顔を
手繰
(
たぐ
)
って、再び、
鈴見
(
すずみ
)
の橋、
鳴子
(
なるこ
)
の
渡
(
わたし
)
、
畷
(
なわて
)
の夕立、
黒婆
(
くろばば
)
の
生豆腐
(
なまどうふ
)
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なまどうふ(生豆腐)の例文をもっと
(4作品)
見る
生豆府
(逆引き)
注
(
さ
)
すあと、注すあと、
割醤油
(
わりした
)
はもう
空
(
から
)
で、
葱
(
ねぎ
)
がじりじり焦げつくのに、
白滝
(
しらたき
)
は水気を去らず、
生豆府
(
なまどうふ
)
が
堤防
(
どて
)
を築き、
渠
(
きょ
)
なって湯至るの観がある。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なまどうふ(生豆府)の例文をもっと
(1作品)
見る