“どつさり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沢山83.3%
澤山16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殿様がこの場合鳴門の瀬戸を思ひ出したのは賢い方法で、人間ひとの力で自由にならないものは沢山どつさりあるのだから、その中からどんな物を引合ひに出さうと自分の勝手である。
故人ルウズヴエルトの沢山どつさりある子供の一人が——誰だつたか名前は一寸思ひ出せないが——幼い頃公園のかげで下様しもざまの身なりの汚い子供達と一緒に遊んでゐた事があつた。
さあ、らつせえまし、わらび自慢じまんだよ。これでもへいうちふではねえ。お客樣きやくさまるだで、澤山どつさり沙魚はぜあたまをだしにれてくだアからね。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)