“とつつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取捕50.0%
執着25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何に一つ取捕とつつかまへて固着しなければうそだとは始終思つとるんだが、其處がさう行かないんだ。
半日 (旧字旧仮名) / 有島武郎(著)
かう執着とつつかれでもするやうな気がして、あの、それ、く夢で可恐おそろしい奴なんぞに追懸おつかけられると、げるには迯げられず、声を出さうとしても出ないので、どうなる事かと思ふ事がありませう
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そんだがあんときにやかゝあ可哀相かはいさうなことしたな世間せけん奴等やつら卯平うへいかゝあとつつかれべえなんちから心配しんぺえすんなつてつたんだな、そんだが根性こんじやうねえから、心配しんぺえするもな大嫌だえきれえだ、それ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)