“しゅうじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
執着81.6%
執著10.5%
祝着7.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことにはこの世の執着しゅうじゃくの多そうな若い人たちが、突如として山野に紛れこんでしまって、何をしているかも知れなくなることがあった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
死んだ父も、そうした物は、或は、おれよりもきだったかも知れぬほどだが、もっと物に執著しゅうじゃくが深かった。現に、大伴の家の行く末の事なども、父はあれまで、心を悩まして居た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
「ご無沙汰ぶさた申し上げました。いつもご健勝で祝着しゅうじゃくに存じあげます」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)