“しゅうちく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
修築50.0%
修竹16.7%
執着16.7%
秋竹16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず、道路の修築しゅうちくが始まった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
三段登って廊下から部屋へ這入はいろうとすると、板庇いたびさしの下にかたむきかけていた一叢ひとむら修竹しゅうちくが、そよりと夕風を受けて、余の肩から頭をでたので、すでにひやりとした。椽板えんいたはすでにちかかっている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
甥の景清にも一切の執着しゅうちくを去って、復讐の企てなど思い切りまするよう、いくたびか意見申したれど……。
平家蟹 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
されどその著作の目的が原稿料を取るといふ事より外に何もなかりしとすれば、著者の心のいやしき事いふまでもなし。近頃出版せられたる秋竹しゅうちくの『明治俳句』は果して何らの目的を以て作りたるか。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)