“ときはな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
解放83.3%
釋放16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手にかけたる者なれば解放ときはなせしとてすぐ音羽おとはかへさば如何なる災禍わざはひおこらんも計られず又かの親子しんしも家主を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
寝床をすべって、窓下の紫檀したんの机に、うしろ向きで、紺地に茶のしまお召の袷羽織あわせばおりを、撫肩なでがたにぞろりと掛けて、道中の髪を解放ときはなし、あすあたりは髪結かみゆいが来ようという櫛巻くしまきが、ふっさりしながら
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
されど我は速に汝の心を釋放ときはなつべし、いざ耳を傾けよ、そはわがことば、大いなる教へを汝にさづくべければなり 二二—二四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)