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ついい
ふりがな文庫
“ついい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
跪居
50.0%
跪坐
25.0%
踞居
12.5%
突居
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
跪居
(逆引き)
塀の外をちらほらと人の通るのが、小さな節穴を
透
(
すか
)
して
遙
(
はるか
)
に昼の
影燈籠
(
かげどうろう
)
のように見えるのを、
熟
(
じっ
)
と
瞻
(
みまも
)
って、忘れたように
跪居
(
ついい
)
る犬を、勇美子は
掌
(
てのひら
)
ではたと打って
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ついい(跪居)の例文をもっと
(4作品)
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跪坐
(逆引き)
あたふた飛んで来て
柄杓
(
ひしゃく
)
を取れば、両手を出して
濯
(
ゆす
)
ぎながら、
跪坐
(
ついい
)
る秀をじっと御覧じ、「秀。」屹としたる御召に、少し顔の色を変えて「はい……い。」綾子は声に力を
籠
(
こ
)
めて
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ついい(跪坐)の例文をもっと
(2作品)
見る
踞居
(逆引き)
轍
(
わだち
)
の跡というもの無ければ、馬も通らず、おさなきものは懸念なく
踞居
(
ついい
)
てこれを拾いたり。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
揚幕には、しのぶと重子、涙ながら、
踞居
(
ついい
)
て待ちたり。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ついい(踞居)の例文をもっと
(1作品)
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突居
(逆引き)
ちょうど
卯
(
う
)
の花の真っ白に咲いている
垣
(
かき
)
の間に、小さい
枝折戸
(
しおりど
)
のあるのをあけてはいって、権右衛門は芝生の上に
突居
(
ついい
)
た。光尚が見て、「手を負ったな、一段骨折りであった」と声をかけた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ついい(突居)の例文をもっと
(1作品)
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