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跪坐
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ついい
ふりがな文庫
“
跪坐
(
ついい
)” の例文
郎女が、筆をおいて、にこやかな
笑
(
えま
)
いを、
円
(
まろ
)
く
跪坐
(
ついい
)
る此人々の背におとしながら、のどかに併し、音もなく、山田の廬堂を立ち去った刹那、心づく者は一人もなかったのである。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
あたふた飛んで来て
柄杓
(
ひしゃく
)
を取れば、両手を出して
濯
(
ゆす
)
ぎながら、
跪坐
(
ついい
)
る秀をじっと御覧じ、「秀。」屹としたる御召に、少し顔の色を変えて「はい……い。」綾子は声に力を
籠
(
こ
)
めて
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
跪
漢検1級
部首:⾜
13画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“跪坐”で始まる語句
跪坐低頭