踞居ついい)” の例文
わだちの跡というもの無ければ、馬も通らず、おさなきものは懸念なく踞居ついいてこれを拾いたり。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
揚幕には、しのぶと重子、涙ながら、踞居ついいて待ちたり。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)