“踞跼”の読み方と例文
読み方割合
きょきょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの狗子白毛にて黒斑こくはん惶々乎こうこうことし屋壁に踞跼きょきょくし、四肢を側立て、眼を我に挙げ、耳と尾とを動かして訴えてやまず。その哀々あいあいじょう諦観視するに堪えず。彼はたして那辺なへんより来れる。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)