“たんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
担夫40.0%
丹符20.0%
単父20.0%
貪夫20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、はや担夫たんぷに命じて、虎の台と、彼の駕籠かごとをかつぎ上げさせた。駕籠(手輿てごし)には、晴れの紅絹もみやら花紐はなひもが掛けてある。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
居士は一紙の墨符ぼくふを書いて、くうにむかってなげうつと、妻はひと声高く叫んで、屋根がわらの上に飛びあがった。居士はつづいて一紙の丹符たんぷをかいて投げつけると、妻は屋根から転げ落ちて死んだ。
このごろ魯の単父たんぷという地方の代官になったが、いつも琴を弾じて堂を下らない。それでよく治まっている。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
(六四)君子くんしをはりてしようせられざるをにくむ。(六五)賈子かしいはく、『(六六)貪夫たんぷざいじゆんし、(六七)烈士れつしじゆんし、(六八)夸者くわしやけんし、衆庶しうしよ(六九)せいたのむ』