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たらず
ふりがな文庫
“たらず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不足
66.7%
弱
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不足
(逆引き)
二人共、この春徴兵検査を受けたのだが、五尺
不足
(
たらず
)
の山内は
誰
(
た
)
が目にも十七八にしか見えない。それでゐて何処か
挙動
(
ものごし
)
が老人染みてもゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其
(
そ
)
の
中
(
なか
)
の
孰
(
いづ
)
れが
言
(
ものい
)
ふ?
中気病
(
ちゆうきやみ
)
のやうな
老
(
ふ
)
けた、
舌
(
した
)
つ
不足
(
たらず
)
で
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
肺を病んだ五尺
不足
(
たらず
)
の山内は、到頭八月の末に盛岡に帰つて了つた。聞けば智恵子吉野と同じ病院に入つたといふ。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
たらず(不足)の例文をもっと
(2作品)
見る
弱
(逆引き)
その坪は一千
弱
(
たらず
)
で、安く見積っても木ぐるみ一万円が一円でも切れると云うことはなかろうと云うのであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
持っていった金も半分
弱
(
たらず
)
も
剰
(
あま
)
して、帰って来てから、この春の時に用意したお島の婚礼着の紋附や帯がまた
箪笥
(
たんす
)
から取出されたり、足りない物が買足されたりした。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
北海道の製造場にも二年
弱
(
たらず
)
もいて、職人と一緒に
起臥
(
おきふし
)
して来たりした主人は、お島より
十近
(
とおぢか
)
くも年上であったが、家附の娘であった病身がちのその妻と死別れたのは
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
たらず(弱)の例文をもっと
(1作品)
見る
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ふそく
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よえ
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よぼ