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不足
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たらず
ふりがな文庫
“
不足
(
たらず
)” の例文
二人共、この春徴兵検査を受けたのだが、五尺
不足
(
たらず
)
の山内は
誰
(
た
)
が目にも十七八にしか見えない。それでゐて何処か
挙動
(
ものごし
)
が老人染みてもゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其
(
そ
)
の
中
(
なか
)
の
孰
(
いづ
)
れが
言
(
ものい
)
ふ?
中気病
(
ちゆうきやみ
)
のやうな
老
(
ふ
)
けた、
舌
(
した
)
つ
不足
(
たらず
)
で
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
肺を病んだ五尺
不足
(
たらず
)
の山内は、到頭八月の末に盛岡に帰つて了つた。聞けば智恵子吉野と同じ病院に入つたといふ。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“不足”で始まる語句
不足偽
不足額
不足填補