“不足偽”の読み方と例文
読み方割合
ふそくぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この故に偽と悪とは優勢を引いて援護となすにあらざるよりは、不足偽ふそくぎ、不足悪に出会しゅっかいするにあらざるよりは、最後に、至善を敵とするにあらざるよりは、——効果を収むる事かたしとす。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)