“たいく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タイク
語句割合
体躯84.3%
躰躯11.4%
堆紅1.4%
大躯1.4%
體躯1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七尺に近いと思われる堂々たる体躯たいくの持主で、顔の作りもそれに応じていかにも壮大な感じを与えたが、気は人一倍小さい方だった。
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
彼は頭を垂れたまま、呼吸五つばかりして、それから膝でこちらへ進み出た……いたましく尖った肩、痩せている躰躯たいく
菊千代抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
それに堆紅たいくの盆とをもらい、実隆にとりてはよほど珍しかったと見えて、浅黄紗の方はさっそく物尺で計ったらしく、二丈一尺七寸余あったと認めている。
右一行中小西技師は躰量たいりやう二十三貫の大躯たいくなれ共つねに県下巡回じゆんくわいめ山野の跋渉ばつせうれ、余のごときはと山間のさんにしてくわふるに博物採集はくぶつさいしうめ深山幽谷を跋渉はつせうするの経験けいけん
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
〔譯〕は是れかう主宰しゆさいなり、乾道けんだうなり。行は是れ知の流行りうかうなり、坤道こんだうなり。合して以て體躯たいくを成す。則ち知行は是れ二にして一、一にして二なり。