“そのまゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其儘94.1%
其儀2.9%
其盤2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春枝夫人はるえふじんいた心配しんぱいして『あまりに御身おんみかろんじたまふな。』と明眸めいぼうつゆびての諫言いさめごとわたくしじつ殘念ざんねんであつたが其儘そのまゝおもとゞまつた。
酔顔斜めに梅子をうかがひ、徳利てうし取り上げて松島にがんとせしが「あら、冷えて仕舞しまつたんですよ」と、ニヤり松島と顔見合はせ、其儀そのまゝスイと立つて行きぬ、微動だもせで正座し居たる梅子
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
其盤そのまゝ取次とりつぎいたすだけの事でござります。
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)