“せつく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:セツク
語句割合
節句87.5%
節供12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「馬鹿だなア。——その菱餅に大事な鍵が隱してあつたんだ。——菱餅に隱した鍵は、節句せつく過ぎには見付けられる。——その時、お前ならその鍵をどこへ隱す?」
ぐわつ、五ぐわつのお節句せつくは、たのしい子供こどものおまつりです。五ぐわつのお節句せつくには、とうさんのおうちでもいしせた板屋根いたやね菖蒲しやうぶをかけ、ぢいやが松林まつばやしはうからつてさゝちまきをつくりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
通例は秋の節供せつく、即ち旧暦九月半ばの頃を祭日としたものが多い。秋は農家の最も心楽しい季節である。
祭のさまざま (新字旧仮名) / 柳田国男(著)