“せっく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
節句60.0%
節供30.0%
隻句6.7%
拙句3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この水にえていて端午たんご節句せっくに用うるショウブは、昔はこれをアヤメといった。そして根が長いので、これをるのを「アヤメ引く」といった。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
七夕祭りの内容を小別こわけしてみると、鎮花祭の後すぐに続く卯月うづき八日の花祭り、五月に入っての端午の節供せっくや田植えから、御霊ごりょう・祇園の両祭会・夏神楽までも籠めて
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
いまごろは、人喜ばす片言隻句せっくだも言えず
乞食学生 (新字新仮名) / 太宰治(著)
その時、きょうじょうじて左の拙句せっくいてみた。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)