“すぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
素振57.1%
数武28.6%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素振すぶりをしてみてからに、懐中へ手を入れると、久しく試みなかったひしの実のような穂先を取り出して、しっかとその先を食いこませたものです。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
たふげうちこし四里山径やまみち隆崛りうくつして数武すぶ平坦へいたんの路をふま浅貝あさかひといふえき宿やどなほ二居嶺ふたゐたふげ(二リ半)をこえ三俣みつまたといふ山駅さんえきに宿し、芝原嶺しばはらたふげを下り湯沢ゆさはいたらんとするみちにてはるか一楹いちえい茶店さてんを見る。
帝室は萬機をすぶるものなり、萬機に當るものに非ず。統ると當るとは大に區別あり。之を推考すること緊要なり。
帝室論 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)