“すいてんほうふつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水天髣髴80.0%
水天髪髴20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紋太夫はきっと眼を据えて、水天髣髴すいてんほうふつ遠方おちかたを喰い入るばかりに睨んでいたが
眺望てうぼうすると、きた一方いつぽう吾等われらわたつて大洋たいやうで、水天髣髴すいてんほうふつとしてそのつくところらず、眼下がんかおろす海岸かいがんには、いま乘捨のりすてゝ端艇たんていがゆらり/\となみまれて、何時いつあつまつてたか
こう思うと富士男は、先の日失望湾で見た、水天髪髴すいてんほうふつのあいだに、一点の小さな白点を思いおこした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)