“じゆうたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絨氈50.0%
絨毯37.5%
絨壇12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
——私が柔かい絨氈じゆうたんの上で眼をさました時は、もう朝の日差しが斜めに部屋のほこりを容赦なく照してゐる頃でした。
亜剌比亜人エルアフイ (新字旧仮名) / 犬養健(著)
彼は大羅天のあはい光の中の色美しきトルコ絨氈じゆうたんの上に見た。
上海の絵本 (新字旧仮名) / 三岸好太郎(著)
にぶ絨氈じゆうたんに甘きみつやみ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
雑誌の編輯は芥川家の二階の寝室で、この寝室では芥川龍之介がガス管をくはへて死に損つたことがあるさうだが、そのガス管は床の間の下にまだ有つたし、部屋いつぱい青い絨氈じゆうたんをしきつめて、日当りは良かつたが陰鬱な部屋だつた。
処女作前後の思ひ出 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
この水盤の傍に絨毯じゆうたんを敷いて坐つてゐるのは、肩掛を※ひ、頭には頭被タバアンを被つたロチスター氏であつた。
ゆか絨毯じゆうたんも紅く、寢臺の足許の卓子テエブルにも、眞紅まつかきれが掛かつてゐた。
家具は前代の物々しく手數のかかつた造り方であつた、とは云つても當時の便利な品々も幾らか加へられてゐる、樫材の床には絨毯じゆうたんを敷いてあるので、全體の感じは應接間と廣間の奇妙な寄せ集めであつた。
へやの中には、三方の壁に、いろんな武器がいつぱいかゝつてゐて、方々に、いろんな骨董品こつとうひんが並んでゐて、その真中まんなかに、赤い絨毯じゆうたんの上に、額に角みたいな長いこぶのある大男が、あぐらをかいて、酒を飲んでゐました。
金の猫の鬼 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
床上しやうじやうには絨壇じゆうたんくもよし、毛布ケツトーぐらいでますもよし、其處そこ乘組人のりくみにん御勝手ごかつて次第しだい