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絨氈
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じゆうたん
ふりがな文庫
“
絨氈
(
じゆうたん
)” の例文
食後の客間では同じ長椅子に腰かけて、同じ
絨氈
(
じゆうたん
)
の模様を踏んで、老人のために茶や
煙草
(
たばこ
)
を
僕
(
ボオイ
)
から受け次いだりした。われ/\はすぐに親しくなつた。
南京六月祭
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
部屋いつぱい青い
絨氈
(
じゆうたん
)
をしきつめて、日当りは良かつたが陰鬱な部屋だつた。
処女作前後の思ひ出
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
彼は大羅天のあはい光の中の色美しきトルコ
絨氈
(
じゆうたん
)
の上に見た。
上海の絵本
(新字旧仮名)
/
三岸好太郎
(著)
鈍
(
にぶ
)
き
毛
(
け
)
の
絨氈
(
じゆうたん
)
に甘き
蜜
(
みつ
)
の
闇
(
やみ
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
やがて先生は、女を両手で眼の高さまでさし上げ、
帳
(
とばり
)
の奥の部屋に入つて行きました。——私が柔かい
絨氈
(
じゆうたん
)
の上で眼をさました時は、もう朝の日差しが斜めに部屋の
埃
(
ほこり
)
を容赦なく照してゐる頃でした。
亜剌比亜人エルアフイ
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
絨
漢検1級
部首:⽷
12画
氈
漢検1級
部首:⽑
17画
“絨”で始まる語句
絨毯
絨緞
絨毛
絨壇
絨氎
絨
絨帳
絨繵
絨衣
絨鍛