“絨緞”の読み方と例文
読み方割合
じゅうたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっともその煉瓦のうえには、立派な絨緞じゅうたんいてあったが、それは小さくて、本棚の下は煉瓦れんがだけがむき出しになっていた。
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼自身もまた、「文芸の大製作所の片隅かたすみに、古い絨緞じゅうたんを繕ったりすたれた古代のやりをみがいたり」してるところを示していた。
絨緞じゅうたんの上についた足跡を消して露台に近づき、再び少女たちの方を振り向いて丁寧に頭を下げ、つとそのまま姿を消した。