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絨毛
ふりがな文庫
“絨毛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅうもう
75.0%
わたげ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅうもう
(逆引き)
猫の耳というものはまことに
可笑
(
おか
)
しなものである。薄べったくて、冷たくて、竹の子の皮のように、表には
絨毛
(
じゅうもう
)
が生えていて、裏はピカピカしている。
愛撫
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
桃の実の
絨毛
(
じゅうもう
)
、梅の実の粉毛、
輻射状
(
ふくしゃじょう
)
の雪の結晶、粉羽におおわれてる蝶の翼、などさえも皆、自らそれと知らない処女の純潔さに比ぶれば、むしろ粗雑なものにすぎない。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
絨毛(じゅうもう)の例文をもっと
(3作品)
見る
わたげ
(逆引き)
それから、彼女は、ちょっと
意趣返
(
いしゅがえ
)
しのつもりで、
盲人
(
めくら
)
の腕をつねり、通りへ押し出す。そこは、雪をふるい落とした灰色の
絨毛
(
わたげ
)
の下である。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
絨毛(わたげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“絨毛”の意味
《名詞》
小腸などの内側の粘膜にある細かく密集してある毛のような突起。
(出典:Wiktionary)
絨
漢検1級
部首:⽷
12画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“絨”で始まる語句
絨毯
絨氈
絨緞
絨壇
絨氎
絨
絨帳
絨繵
絨衣
絨鍛
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粗駝毛絨
“絨毛”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
ヴィクトル・ユゴー
梶井基次郎