“しゃうにん”の漢字の書き方と例文
語句割合
上人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロレ 南無なむやフランシス上人しゃうにんまもらせられい! はれ、けったいな、今宵こよひこの老脚らうきゃくいくたび墓穴はかあな蹉躓けつまづいたことやら!……れぢゃ、そこにゐるのは?
われらのご先祖と、一緒におすまひなされたお方ぢゃ。今でも爾迦夷上人しゃうにんと申しあげて、毎月十三日がご命日ぢゃ。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
なう、上人しゃうにんわしそのてきにくみはせぬ、かうしてたのみにたのも、たがひのためおもふからぢゃ。
いや/\、よもや其樣そのやうなこともあるまい、不斷ふだんから上人しゃうにんひとあがめられたあの法師ほふしぢゃ。