“しなん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
指南57.1%
至難35.7%
四男7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浄瑠璃じょうるりの言葉に琴三味線の指南しなんして「後家ごげみさおも立つ月日」と。八重かくてその身の晩節ばんせつまっとうせんとするの心か。我不われしらず
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
今やめられて新たに雇い入れることは先ず至難しなんであるので、彦太郎は狼狽ろうばいした面持で、そんなことなら相談してくれたらよいじゃないか、長年いっしょに仕事をして来て
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
明治めいぢ三十五ねんはるぐわつ徳島とくしまり、北海道ほくかいだう移住いぢゆうす。これよりき、四男しなん又一またいちをして、十勝國とかちのくに中川郡なかがはごほり釧路國くしろのくに足寄郡あしよろごほりながるゝ斗滿川とまむがはほとり牧塲ぼくぢやう經營けいえいせしむ。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)